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チューリヒ歌劇場 インターナショナル・オペラスタジオ演奏会

2010. . 07
Opernhaus Zürich
Schlusskonzert des Internationalen Opernstudios

2010.7.5 Mon 19:30

IMG_2227_convert_20100710181044.jpg

【プログラム】
R.シュトラウス:「ろばの影」(Des Esels Schatten)から
Vorspiel
1.Bild,Nr.1 Hart ist der Weg
1.Bils,Nr.2 Ihr seid ein Narr
3.Bild,Nr.5 Lied des Kenteterion

Antrax:Michael Laurenz
Struthion:Thomas Tatzl
Kenteterion:George Humphreys

A.ロルツィング:「ロシア皇帝と船大工」(Zar und Zimmermann)から
Nr.11 (2 Akt), Brautlied

Marie:Camille Butcher

D.チマローザ:「秘密の結婚」(Il matrimonio segreto)から
4. Szene(1.Akt), Le faccio un inchino

Carolina:Susann Kalauka
Elisetta:Andrea Schwendener
Fidalma:Susanne Elle Grobholz

A.ルービンシュタイン:「悪魔」(Der Dämon)から
2.Akt, Na vozdushnom okeane (Auf dem Ozean der Lüfte)

Dämon:Igor Bakan

N.リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」(Die Zarenbraut)
4. Akt, Ivan Sergejewitsch, khotschesch v sad pojdjom

Marfa:Agnieszka Adamczak

D.ショスタコーヴィチ:日本の詩による6つのロマンスから 第4曲「V pervyj i v poslednyj raz」
Shinya Kitazima (北嶋信也)

R.シュトラウス:「ろばの影」(Des Esels Schatten)から
4. Bild, Nr.7 Protektion ist alles hier im Leben

Gorgo:Teresa Sedlmair
Krobyle:Susanne Elle Grobholz
Antrax:Michael Laurenz

G.ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」(Il Barbiere di Siviglia)から
Nr. 2(1. Akt), Largo al factotum della cittá

Figaro:Pablo Ricardo Bemsch

A.ボーイト:「メフィストフェレ」(Mefistofele)から
1.Akt, Son lo spirito che nega sempre

Mefistofele:Adam Palka

J.オッフェンバック:「ジェロルスティン女大公殿下」(La Grande-Duchesse de Gerolstein)から
7. Szene, Nr. 3 b Ah! que j'ame les militaires

Die Grossherzogin:Mariana Carnovali
Ensemble

~休憩~

I.ストラヴィンスキー:「放蕩者の成り行き」(The Rake's Progress)から
2. Szene(2. Akt), How strange

Anne Trulove:Camille Butcher
Baba die Türkin:Susanne Drexl
Tom Rakewell:Simon Wallfisch
Ensemble

G.ビゼー:「カルメン」(Carmen)から
Nr. 11(2. Akt), Les tringles des sistres tintaient

Carmen:Huiling Zhu
Frasquita:Agnieszka Adamczak
Mercédès:Mariana Carnovali

R.シュトラウス:クレメンス・ブレンターノの詩による6つの詩(Sechs Lieder nach Gedichten von Clemens Brentano)から
Ⅱ. Ich wollt ein Sträusslein binden
Ⅴ. Amor

Susann Kalauka
Teresa Sedlmair

B.スメタナ:「売られた花嫁」(Die verkaufte Braut)から
3. Szene(2. Akt), Známt' já jednu divčinu

Marie:Stefanie C. Braun
Wenzel:Shinya Kitajima (北嶋信也)

G.ロッシーニ:「ランスへの旅」(Il viaggio a Reims)から
Nr. 9(Finale), Ora secondo l'uso

Baron von Trombonok:Thomas Tatzl
Marchesa Maliba:Andrea Schwendener
Graf Libenskof:Michael Laurenz
Don Alvaro:Pablo Ricardo Bemsch
Lord Sidney:George Humphreys
Ensamble

R.シュトラウス:「ろばの影」(Des Esels Schatten)から
Nr. 13(Finale), So geht in Eintracht

Ensemble

Musikalische Leitung・・・・・・・・・・・・・・Thomas Barthel
Regie・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Gudrun Hartmann

Symphonieorchester Vorarlberg


ついに最後の欧州オペラ旅行になってしまいました・・。そこで選んだのはやっぱりチューリヒ。もう4回目になりますが、今はフェストシュピール(音楽祭みたいなの)をやっているので毎日スター歌手が出演。まぁ、ここはもともと有名歌手がバンバン出ますが。

今はチューリヒで「魔弾の射手」「ばらの騎士」「カルメン」を見たあとにミラノに移り、留学生活最後にスカラの「セヴィリアの理髪師」を見て締めくくろうと思っていたのですが、チケットを確保していた初日(9日、フローレス、コルベッリ、ディ・ドナートら出演)がなんとショーペロ(ストライキ)で公演キャンセルになってしまい、払い戻しをしてきたところです。そのお金で今日のチケットを確保しましたが、フローレスもコルベッリも生で聴いたことがなかったので残念でなりません。ちなみに今日の歌手はブラウンリー、デ・シモーネなどです(知っている名前は2人だけ)。それにしてもこういうことが割と頻繁に起こるらしいですから、イタリアという国は危険です。

 さて、チューリヒ初日はフェストシュピールの中でもオペラではなく演奏会に行きました。それも”Das Internationale Opernstudio”のメンバーによる演奏会。歌劇場付属の新人育成プログラムで、スイス人、ドイツ人、イギリス人、ポーランド人、オーストリア人、カナダ人、リトアニア人、アルゼンチン人、日本人、中国人ら21人で構成されているなんとも国際的なプログラム。新人とはいえ、チューリヒで研鑽を積んだ、もしくはここのお眼鏡にかなった才能ある歌手達だからなかなかの実力。それにしても渋い選曲で驚いた!ポピュラーといえるのは「セヴィリア」と「カルメン」ぐらい。「ランスへの旅」や「売られた花嫁」「放蕩者のなりゆき」あたりはまだいいとして、R.シュトラウスの未完のオペレッタ「ロバの影」や、アントン・ルービンシュタインの「悪魔」なんてオペラ、聞いたこともなかったです。そして演奏会と銘打っていながらもやはりここは歌劇場。なかなかしっかりした舞台装置と衣装を使って、目にも十分に楽しめる構成になっていた。

彼らはすでにこの劇場の脇役で出演している人たちがほとんどで、大歌手との共演もしている。ここの出身だとは知らずに今まで聞いたことがあった歌手もちらほら。

特に印象に残ったのは「クレメンス・ブレンターノの詩による6つの詩」のアモールを歌ったTeresa Sedlmairというカナダのソプラノ。華奢な身体で、鋭い高音を自由自在に操る。声量もすごい。若い歌手だなぁと思ったらなんと1988年生まれ!僕と同じでした。これからの活躍が楽しみな逸材。

「皇帝の花嫁」を歌ったAgnieszka Adamczakというポーランド出身のソプラノもいい。冷たく硬質な響きの声だが、声自体の美しさはずば抜けていた。伸びのある高音、ダイナミックレンジも豊か。

男声ではメフィストを歌ったAdam Palkaというバスがいい声をしていた。この役に必要な悪魔的な凄味もあった。それにしてもこの役を歌うには指笛か口笛が吹けなくちゃいけないのか・・大変だな。

日本の北嶋信也も大健闘。特に2曲目の「売られた花嫁」では小柄な彼がにこにこしながらボヘミアの民族衣装を着て出てくるところは会場が温かい笑いに包まれた。半ズボンはいていたし、相手役のC. Braunが彼より背が高いので子供にしか見えない!歌唱もなかなか。

北嶋が1曲目に歌ったのはショスタコーヴィチ。しかしルービンシュタイン、リムスキー=コルサコフに続いて、ショスタコーヴィチの「日本の詩による6つのロマンス」というプログラミングもすごい。

未来が楽しみたちな歌手の熱演に触れて、幸せな気分になった夜でした。未来のチューリヒ看板歌手もここから生まれてくるのかな・・。

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